クロノグラフ・GMT・カレンダー機能の基礎と該当モデル
クロノグラフ、GMT(デュアルタイム)、デイト/デイデイト、年次カレンダー、コンプリートカレンダーなど腕時計の代表的な機能の仕組みを、該当するモデルの公式スペックとあわせて紹介。操作や月末修正など購入前の確認点もまとめます。

時計の文字盤に並ぶ小さな針や窓は、それぞれ「機能(コンプリケーション)」を表しています。ストップウォッチとして使えるクロノグラフ、2つの時刻を読めるGMT、日付や曜日を示すカレンダーなど、機能を知るとスペック表の読み方が変わります。この記事では基本的な機能の仕組みと、当サイトで紹介しているモデルのなかから該当する例を、公式スペックに沿って紹介します。
クロノグラフ
クロノグラフは、通常の時刻表示とは別に経過時間を計れるストップウォッチ機能です。プッシュボタンで計測の開始・停止・リセットを行い、小さなサブダイヤル(積算計)で経過した分や時間を読みます。
- ロレックス コスモグラフ デイトナ 126500LN:中央の秒針によるクロノグラフ、30分積算計、12時間積算計。価格は2,499,200円(公式サイトの国内定価、2026年11月3日時点)
- ブライトリング ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 AB0138211B1A1:クロノグラフ(1/4秒、30分計、12時間計)
- ゼニス デファイ エクストリーム 97.9100.9004/02.I001:1/100秒クロノグラフ
計測できる最大時間はモデルにより異なり、30分計のみのものもあります。オーデマ ピゲ ロイヤル オーク クロノグラフ 26240ST.OO.1320ST.06のように「フライバック」と記載されたものは、計測中にボタン操作で針をゼロに戻し、そのまま計測を再スタートできる仕組みです。クオーツ式のクロノグラフもあり、タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ CAZ1010.BA0842は324,500円(公式サイトの国内定価、2026年11月3日時点)です。
GMT(デュアルタイム)
GMTやデュアルタイムは、現地時刻と別の地域の時刻を同時に読む機能です。多くは24時間で1周する専用の針を使い、回転ベゼルの24時間目盛りや文字盤の24時間表示と組み合わせて第2の時刻を示します。
- ロレックス GMTマスター Ⅱ 126710BLNR:キャリバー3285(自動巻、GMT機能)
- ロレックス エクスプローラー Ⅱ 226570:24時間表示と第2タイムゾーン表示、時針の独立操作による時刻設定
- チューダー ブラックベイ GMT M79830RB-0001:24時間目盛り入りの両方向回転ベゼル。価格は731,500円(公式サイトの国内定価、2026年11月3日時点)
- グランドセイコー スポーツ SBGE253:24時針(デュアルタイム表示機能)とカレンダー連動時差修正機能
- ジャガー・ルクルト レベルソ・トリビュート デュオ・スモールセコンド Q3988481:反転するケースの裏面に第2時間帯と24時間表示
時差修正のとき日付まで連動するか、時針だけを単独で動かせるかはモデルごとに違います。海外出張などで使う予定があるなら、操作方法を取扱説明書で確認しておきましょう。
デイト/デイデイト
デイトは日付、デイデイトは日付と曜日を表示する機能です。窓で表示する形式が一般的で、日常使いでもっとも身近な機能といえます。
- ロレックス デイデイト 40 228238:曜日と日付表示
- タグ・ホイヤー カレラ デイデイト WDA2111.BA0043:時、分、秒、曜日、日付
- パテックフィリップ カラトラバ ウィークリーカレンダー 5212A-001:曜日と週番号を指針表示し、日付を窓表示するウィークリーカレンダー
通常のデイトは31日を基準に送られるため、30日以下の月末には手で修正する必要があります。また、機種によっては日付の早送りを避けるべき時間帯が定められていることがあるので、取扱説明書で確認しておくと安心です。
年次カレンダー/コンプリートカレンダー
年次カレンダー
年次カレンダー(アニュアルカレンダー)は、30日の月と31日の月を判別して日付を送る機能です。一般に、手で修正が必要なのは2月末の年1回とされています。
- ロレックス スカイドゥエラー 336934:年次カレンダーと第2タイムゾーン表示。価格は2,630,100円(公式サイトの国内定価、2026年11月3日時点)
- パテックフィリップ 年次カレンダー フライバッククロノグラフ 5905/1A-001:年次カレンダーとフライバック・クロノグラフを組み合わせ、曜日・日付・月・昼夜を窓表示
コンプリートカレンダー
コンプリートカレンダーは、日付・曜日・月をまとめて表示する機能です。月の長さまでは判別しない設計が一般的で、月末の修正が必要になるかどうかはモデルの取扱説明書で確認しましょう。
- ヴァシュロン・コンスタンタン トラディショナル・コンプリートカレンダー 4010T/000R-B344:指針式センター日付、窓による曜日・月表示、ムーンフェイズ
機能を選ぶときのチェックポイント
- 使う場面を想定する(計測ならクロノグラフ、海外とのやり取りや旅行ならGMT)
- 機能が増えるほど文字盤の情報量や厚みが変わりやすいので、ケース厚もあわせて確認
- カレンダー機能は、月末や長期間止めた後の修正手順を確認
- パワーリザーブ表記に幅がある機種は条件を確認
まとめ
クロノグラフは経過時間の計測、GMTは2つの時刻の表示、デイト/デイデイトは日付と曜日、年次カレンダーやコンプリートカレンダーは月や曜日まで含めた暦の表示を担います。便利さと引き換えに操作や修正の手順も増えるため、使い方に合う機能を選ぶことが大切です。各モデルの詳しいスペックは記事ページで、ブランドごとのモデルはブランド一覧から確認できます。
参考にした情報
- ロレックス コスモグラフ デイトナ 126500LN(公式サイト)
- ブライトリング ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 AB0138211B1A1(公式サイト)
- ゼニス デファイ エクストリーム 97.9100.9004/02.I001(公式サイト)
- オーデマ ピゲ ロイヤル オーク クロノグラフ 26240ST.OO.1320ST.06(公式サイト)
- タグ・ホイヤー フォーミュラ1 クロノグラフ CAZ1010.BA0842(公式サイト)
- ロレックス GMTマスター Ⅱ 126710BLNR(公式サイト)
- ロレックス エクスプローラー Ⅱ 226570(公式サイト)
- チューダー ブラックベイ GMT M79830RB-0001(公式サイト)
- グランドセイコー スポーツ SBGE253(公式サイト)
- ジャガー・ルクルト レベルソ・トリビュート デュオ・スモールセコンド Q3988481(公式サイト)
- ロレックス デイデイト 40 228238(公式サイト)
- タグ・ホイヤー カレラ デイデイト WDA2111.BA0043(公式サイト)
- パテックフィリップ カラトラバ ウィークリーカレンダー 5212A-001(公式サイト)
- ロレックス スカイドゥエラー 336934(公式サイト)
- パテックフィリップ 年次カレンダー フライバッククロノグラフ 5905/1A-001(公式サイト)
- ヴァシュロン・コンスタンタン トラディショナル・コンプリートカレンダー 4010T/000R-B344(公式サイト)



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